みゆさんのブログ

生きづらい独身女性たちの自由と平和のためのブログ

私は軽度の注意欠陥多動性障害(ADHD)だけどそれを強みにしたい(p*・ω・)p

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こんにちは、みゆさんですっ!σ(´Д`●)

なんだか最近の気候は寒くなったり暑くなったり温度差が激しいですな。🌧🌞

体調が悪くなりやすいから、集中出来なくて頭がボーッとしてしまうかもしれない。

特に私のような頭のお盆の面積が小さい人は、集中出来ず忘れやすく、記憶のお盆からポロポロといろんな物が落ちていってしまう。😓

 

私はちゃんとした医療機関で診断を受けたわけではないのだけれど、軽度のADHD注意欠陥多動性障害を持っていることは間違いない。お世話になっている心理カウンセラーの先生にもそう言われた。

ADHDとは、不注意→集中力が持続しない、多動性→落ち着きがない、衝動性→待つことが出来ない、の3つを特徴とする発達障害の1つである。

重度の人の場合は、社会で生きて行くのが相当大変だけれど、そこまで行かなければ、障害といえば障害なんだろうけど、どちらかというと脳のクセなんだと思う。

だから脳の欠陥と言うよりも、ADHD脳と呼ぶらしい。

主に脳の前頭前野側坐核ドーパミンなどの神経伝達物質がうまく働かないため、この部分の機能が低下してしまうという。

前頭前野は、記憶を整理して、これからの行動プランを立てたり、感情をコントロールしたりする場所で、この場所の機能が上手く働かないと、ワーキングメモリーが小さく

なる、締め切りに間に合わない、遅刻する、落ち着きがなくなる、なくし物忘れ物が多くなる、感情の抑制がきかずにすぐに興奮したり怒りを爆発させたり、のような問題が起きやすくなる。

側坐核は、目先の楽しみに走りがちな衝動を抑制する場所で、ここに問題があるADHDの人は、待てない、いろいろなことに依存しやすい、失言、衝動買い、欲求に負けやすい、などの問題が起きやすいという。

 

自分は子供時代から中学生くらいまでは結構ADHDの症状が強く出ていたと思う。

しかし大人になるにつれ軽減されてゆき、今ではそれほど症状は出ていない。

 

先ほど説明したADHDの3つの特徴だが、整理するとこうなる、

 

不注意:忘れ物なくし物が多い、いつもギリギリ、

遅刻ばかり、気が散りやすい、ひとつのことに集中出来ない、ケアレスミスが多い、整理整頓が苦手

多動性:落ち着きがない、退屈なことには耐えられない、せっかち、いつもバタバタ

衝動性:思い立ったらすぐに行動したくなる、順番を待てない、相手の話を最後まで聞くのが苦手、我慢することが苦手

 

また先ほど言ったワーキングメモリーが小さいというのは、”記憶のお盆”が小さいことに例えられていて、記憶を乗せるお盆の面積が定型発達の人よりも小さいために、その時その時に保持できる短期記憶が少ない。例えば今AとBというやらなければならない事の記憶がお盆に乗っているとして、急に誰かに話しかけられて、別の用事Cを持ちかけられたとしよう、そうすると最初にお盆に乗っていたAがお盆から落っこちてしまうのだ。新たなCがお盆に乗ってしまったから。新しい記憶が入ると前の保持していた記憶が落ちてしまうということが、ADHDの人ではよくあることなのである。😱

また、空間認識能力が低いのもADHDの特徴だという。

空間認知が弱いと、手先が不器用で作業が苦手だったり、運動能力にも影響が出るから、運動が苦手な人が多くなるそうだ。

子供時代の自分は、これらの特徴の多くを持っていた。🤢

子供の頃から運動が苦手で、手足などの体の複数箇所を同時に動かして何かをすることがむずかしかった。左右の判断もとても苦手で、瞬時に判断することが困難だった。信じられないと思うかもしれないが、右と左の指示をされても考えなければ行動出来なかった。💦

自分の机周りも片付けるのが苦手だったし、部屋も普通に1人で遊んでいただけで、いろんなあらゆる物を戸棚や引き出しから引っ張り出して、ものすごい盛大に散らかし、親にすごく叱られた覚えがある。それを片すのがすごく大変だった。😓

不注意もすごくて、小学校中学校時代の授業の半分くらいはちゃんと聞いていなかったんではないかと思う。どうしても先生の話が始まると白昼夢に入ってしまい、自分の思い描く世界、ファンタジーやアニメやドラマの世界に入り込んでしまうので、気がつくと終了のチャイムが鳴っていたなんてことはしょっちゅうだった。

学校の忘れ物もものすごく多かった。親に渡さなければならない提出物のプリントはランドセルの底で他の教科書につぶされて放置されていたことが多かったし、学校の机の中に入れっぱなしのこともしょっちゅうあった。📑

どこかに出かければ、傘やカバンや小銭入れをどこかに置き忘れることもよくあった。

ボーッとするモードと過集中のモードが極端なのも、この障害の特徴だと思う。

お友達とおしゃべりが楽しくなるともう止まらなくなってしまい、授業中に先生に注意されることも多かったな。

あまりにもおしゃべりが止められなくなって、書道のおじいちゃんの師範に怒鳴られたこともある。💢

大人になってからは、白昼夢や忘れ物はほとんどなくなったけれど、怒りの感情の爆発は治せていない。また、予想外のことが起きるとパニックに陥るところも治らない。だから同時にいくつもの事を進行させるマルチタスクのようなことはやっぱり出来ない。

 

ADHDの人は2次障害を持ちやすいという。主に鬱病が多いそうだ。

なぜなら、子供の頃から周りから注意されたり叱られたりすることがあまりにも多いから、自己否定の感情が育ってしまうからだ。

わがままな子供、手のかかる子供、扱いにくい子供、変わった子供、と言われ大人に否定されながら育つから、心が枯渇してしまい捻くれてしまう。🍂

 

ADHD自体が問題なのではなく、後の2次障害が問題なのである。

ADHDの人は周りの理解がないととても生きにくい。

 

自分はまだ軽度の方なので、それほどひどい症状が出たことはないけれど、自分の父親は症状の重いADHDだから、かなり奇異な言動をするよ。完全に変な人だからねうちの父親は。弟もADHDに間違いなく、多動性が優勢のタイプと言える。

しかし、父親も弟も多動性・衝動性の強いADHDでありながら、仕事人生においては成功している。弱点を強みに出来たと言えよう。🤑

 

自分は多動性は強くなく、それほど動き回ったりしない。ただ頭の中が多動なのだ。常にいろんな事柄やイメージや考えがぐるぐると頭の中で回っていて休むことがない。🌀

これってクリエイティブってことではないのかなあ。。。( *ᵅั ω ᵅั*)

頭の中にポンポンと湧いてくるアイデアやイメージを形に出来ればいいのになあ。💭

それを整理して現実世界で形に出来ないのがADHDの悲しい運命なんですかねえ。💧

しかし、自分の脳のクセをちゃんと把握してそれを受け入れたから、これを強みにして色々上手くやれる日がきっと来るんだと思う。🌤

とにかく「落ち着け」ってこと。我々にとって一番大切な言葉である。

落ち着いて、行動する前に一呼吸置くこと。動き出す前に確認。👈

日々頑張って生きてゆこうと思います!

「大人のADHD」のための段取り力 (健康ライブラリー)

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