ネガティブな感情の波のもとを止めて観る ٩(๑•̀ω•́๑)۶
こんにちは、みゆさんです。٩(๑•̀ω•́๑)۶
さて、もしどうしても感情が波立ってしょうがないときはどうすればいいのか?
そのような時は、その波のもとが何であるかを「止観」するといいらしい。「止観」とは内省的に吟味するという意味である。🙏
そもそも感情が暴走してしまうということは、暴走の始まりを認識出来ていないからだという。
常にそれを意識さえしていれば、コントロールして暴走を防ぐことが出来るのである。
例えば私の場合は、販売の仕事で飲み物の試飲をお客様に配ることがあるのだが、その際、学生とか若い人たちが、ただ試飲を飲むことだけが目的で来店し、散々試したあげく、終わったら礼の一言も言わずにカップをゴミ箱に投げ入れ、さっさと帰ろうとすることにかなりの怒りを感じる。🍷💥
そんな時にイライラが強いと、彼らに対してつい険のある態度で接してしまい、嫌みなことを言ってしまうことがあるが、これはまさしく感情が暴走している状態と言えるだろう。🚀
そんな時は、「自分はどうして腹が立っているのだろう?」と客観的に考えるのである。
無意識に反応的に、出来事を怒りの感情で捉えてしまうことが問題であるのだから、感情の動きを意識に上げて、出来るだけ詳細に、分析的に、その感情の動きの理由を考える。
「こんなに腹が立つのは、自分よりもずーっと若い学生になめられているような気がするからだ」、「これがもっと地味で謙虚で年が上の人だったら、ここまで気にならないだろう」、「こちらの店が何でも試飲していいよと誘っているからそれに応じて客は入ってきているだけで、彼らに悪気はない」、「脳天気で楽しそうな若者を観ると、自分の学生時代の嫌な思い出とか彷彿させるから、根っこにその年齢の学生に対しての憎しみがあるのかもしれない」、「しかし目の前にいる若いお客さんは、自分の過去とかに一切関係のない人なのだから、その人たちの行動にこだわるのはおかしいし、意味がないことである」、「ひとそれぞれ考え方も違うし、善悪の判断も違うし、気にしても仕方がないな、こんなことで腹を立てるなんてエネルギーのムダだな」。
という具合に止観してみると、いつのまにか怒りの感情は収まっている、という風になる。
また職場の同僚から、仕事のことで見下すようなことを言われて腹が立った時、「こんなに腹が立つのはライバル視しているあいつに言われたからだ。もしも意識していない他の人に言われたなら、こんなに気にならないはずだ」、「あいつと自分ではタイプも仕事のやり方も違う。自分は自分のやり方で仕事をやればいいんだ」、「ちょっと嫌みを言われたくらいで腹を立てるなんて、自分らしくないな」、という具合になってゆくのである。🌅
このように、腹が立ったからと言って即反応して、相手を攻撃する行動に走るのはとてもリスクがあることであり、それによって自分にとって大切な何かを失うこともある。
だから腹が立ったら「止観」する。👀
「止観」によって自分の感情の動きを止めて観るということは、「抽象度の上がった世界から眺める」ということであり、努力なしで自然に感情がコントロールされるのである。
怒りや悲しみなどのネガティブな感情と付き合うのは本当に骨が折れることであり、辛いものである。
自分も今まで生きてきた中で、数え切れないほど感情に振り回されて、多くのものを失ってきたと思う。
だからこそ、ここで気がついたのだから、頑張ってこの「止観」を習慣にしていきたい。🍁
みゆさん ╭(๑•̀ㅂ•́)و
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