ラクでいたい、でも変わりたい、の板挟み ◟꒰◍´Д‵◍꒱◞
こんにちは、みゆさんです。o(・ω・。)
前回に、私たちが変わろうとするのを阻むものは「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」だと言いました。
ホメオスタシスとは生体を安定した恒常的状態に保とうとする機能である。🌡
実はこの機能は、体温など物理空間での生体安定だけではなく、情報空間に対しても働いているという。
ふだんから「自分は人見知りで初対面の人と話すのは苦手だ」と考えている人は、初対面の人を前にすると緊張して動悸がする。😰
これは「自分は人見知り」という情報に対する、ホメオスタシスが働いているから。
もしふだんから、「自分はモテる」と思い込んでいる男性だとしたら、好みの女性を見つけると、声を掛けずにはいられなくなる。😊
それも「自分はモテる」という情報に対するホメオスタシスが働いているということである。
私たちは意識をしていなくても、「自分がラクでいられる範囲」の中にとどまっているという。
「自分は地味で目立たない人間だ」と思っている人は、知らず知らずに目立たないように行動し、目立ちそうになると冷や汗が出て思わずその場を立ち去るなど、強力なホメオスタシスが働く。
それは「目立たない」ということが、その人にとって「ラクでいられる範囲」だからだ。
このラクでいられる範囲のことを「コンフォートゾーン」と呼ぶらしい。
コンフォートゾーンは非常に強固で、ホメオスタシスは非常に強力であるという。
あなたをラクでいられる「コンフォートゾーン」の中にとどめて安定させるために、強力なホメオスタシスが働く。
「変わりたい」と願い、「自分は変われる」といくら口で言っても、すでに出来上がっているコンフォートゾーンからはずれないように、ホメオスタシスが思考と行動を制限する。⛓
人が変わろうとしても変われないのは、これらの機能が原因である。
人見知りの人は「人と会うと緊張する」という、ホメオスタシスの後ろ向きのフィードバック関係をつくってしまっているから、緊張せず安定を維持できるように、なるべく人と会わないように生活する。
自分がモテると信じている人は、過去の成功体験から、「狙った相手は必ずおとす」という、ホメオスタシスの前向きのフィードバック関係をつくっている。そのためうまくいく自分の姿をリアルに想像でき、果敢にアタックできるのである。
人間の思考と行動には、常にホメオスタシスのフィードバックが働いており、それが後ろ向きか、前向きかによって、私たちの思考と行動が大きく変わってくるという。
つまりそのフィードバックをよい方向に転換すれば、「自分を変える」ことが出来るということである。🌼
「自分」というのは、じつはいつでも書き換え可能な「情報状態」なのである。
だからいつも理想の自分をリアルに頭の中で想像し、臨場感を持ってそれをイメージの中で体験することが必要なのである。
もう頭の中のイメージが現実か想像なのかわからないくらい、リアルにワクワクしながら描くといいのだそうだ。
みゆさん o(・ω・。)
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