脳はいつも意識より先回りして行動しているヾ(。>﹏<。)ノ゙
明けましておめでとうございます。みゆさんです!|д・´)
今年も宜しくお願いいたします。🎍🐶
本年は一年中なんだかモヤモヤしていた。☁
いつものことです。スッキリしていたことなど一度もありません。💦
さて脳は常に裏方として働いているという話をしよう。
私たちは自分の意識だけがすべての脳の働きだと勘違いしてしまう。
もちろん直感とか第六感とか危険察知とか呼ばれるものは、私たちの気づかない無意識の脳の働きだというのは何となく知っている。
しかしそれ以外にも脳は勝手に色々すごいことをやってくれている。🦅
例えば今ここでブログの記事を読んでいる時に、読んでいる人の目は、ページの読んでいる場所の周辺に固定されていて、ほとんど目玉のキョロキョロとした動きがないと思い込んでいる。
しかしブログほどの字数の記事を読むのにも、目はかなりの速度で頻繁に運動を繰り返しているという。眼球は200文字のページを1往復2秒くらいの速さで動くらしい。
文庫本などを読んでいる時も、自分はまだ冒頭部分しか読んでいないと思っていても、目はすでに開いているページの文字すべてを読んでおり、感覚器から脳に情報を送っているのだ。
眼球は上下左右にものすごい速さで動いているのに、私たちはその動きにまったく気づくことが出来ない。👀
まだ読んでいないと思っていても、もう読み終わっているのだ。‼
これは街中の風景でも見られる。🏙
町で友人と待ち合わせをしているとする。自分はボーッと立って待っているだけで、自分の近辺の人とか看板とか建物くらいしか目に入っていないと思っている。
ところが近辺の人や物だけではない、もっと遠方の景色の詳細も、人々の服装の細かい部分や、話し方やしぐさや声、その場の匂いなど、広範囲に渡る様々な細かい情報を視覚のみならず、聴覚や嗅覚でも詳細に捉えており、脳に膨大な情報を毎秒送っているのだ。‼
ところがこれらの膨大な情報をすべて意識下で捉えてしまうと、脳の処理が追いついていかないために、無意識層に持って行かれる。
私たちが見ていないと思っているものも、実は見ているのである。😲
他にもすごい脳の裏方の働きは危険察知であろう。🐍🐍🐍
森を歩いていてヘビに出会ったとき、私たちが目でヘビかどうかをきちんと認識する前に、回れ右をして逃げるように、脳は気づかないところで状況をモニタリングをし、私たちが意識的に判断をする前に行動を決定する。
脳は原則として生存に有利となるように役割を果たすからなのだ。
森の中のヘビが毒ヘビであったなら命を脅かす危険性があるから、脳は先回りをして回避するために働いているのである。
自分はまだヘビを見ていないと思っているのに、すでにとっくに見ていて毒ヘビだと認識しているのである。🐍
この裏方の気づかない脳の働きは感覚を研ぎ澄ませているとわかるものでもある。
よくないだろうか?
こっちの道を行くとなんだか危険なような気がする。こっちから時間は掛かるけれど回り道を今日はして行こう。🛣
あれ?この物件は理由は分らないけれどなんか気持ち悪いんだよな、、ここの部屋はやめにしておこう。
なぜだかわからないけれどお腹の調子がすごく悪い。予約した飛行機の便には間に合わなさそうだな。でも自分の体調を優先した方がいいような気がする。明日の便で予約し直そう。✈
これらはすべて脳の裏方の働きのシグナルをキャッチしている。
脳からのシグナルはとても静かでかすかなもので、囁くようにしか聞こえない。
「そっちに行ったら危ないよお~」
とても小さな声なので聞き落とす可能性もある。しかし注意が他に向いていなければそれをキャッチすることが出来る。なぜならそれは自分の中から聞こえてくる声だからだ。
これが「虫の知らせ」というものだ。🐞
「なぜだかわからないけれど行ってはいけないような気がする」という言語的なシグナルだけではなく、体調不良としてその先の行動を阻むシグナルもある。
世の中の重大な事故や事件が起こる際、必ずよくあるのが、普段は朝寝坊など一切しないような人がたまたま寝坊をして、通勤のバスに乗り遅れたことで事故を免れた人、その日たまたま体調不良で外出が遅れて事件現場に居合わせなくて済んだ人などである。
またこの脳の裏方の働きは、他人の無意識層の働きにも影響を及ぼすらしい。
人間同士は実は意識下だけではなく、無意識下でもお互いに交流をしており、意識的には仲良しでも無意識層ではお互いに嫌い合うということはとてもよくあることだ。
ある人が仲良くなった人は実はとても悪い人間で、このまま付き合い続けると害が出ると脳が判断した時、脳は相手に無意識層でメッセージを送り、自分から離れて行くように仕向ける。脳の裏方の働きによって、自分は相手とはあまり会わなくても済むようにスケジュールを立てたり(無意識に)、相手も他の子と仲良くなったりと、だんだんと疎遠になってゆく。
これは無意識層での2人の人間のお互いの脳の働きで危険を回避しているのである。
それではどうしたらこのように危険の迫る際に脳のシグナルをキャッチ出来るようになるのだろうか?
それは常日頃、自分のその時その時のやることだけに集中して、余計な他のことは一切考えないことである。🙏
そうすることで、いざ何かが起こったときに脳からの囁きを聞き逃さずに済むのである。
今年も自分の思ったことや考えたことをここで書いてゆきたいと思います。そして自己開示をしてコンプレックスを少しずつ克服してゆきたいと思う。
みゆさん ╭(๑•̀ㅂ•́)و
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