抽象度が低い人ほど感情に支配されるσ(´Д`●)
こんにちは、みゆさんです σ(´Д`●)
前回は感情に支配される人のことを書きましたが、感情に支配される人とは「抽象度の低い人」なのだそうだ。
さて、みなさんは「抽象度」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
万物は情報量の多さによって階層化出来ると言われている。
例えば;「Aさんという人⇒人類⇒ほ乳類⇒動物⇒生物」という風に情報量の多いものから少ないものへと積み上げてゆくとすると、情報量の多い状態を「抽象度が低い」といい、情報量の少ない方を「抽象度が高い」という。
つまり個人であるAさんについては、年齢だとか性別だとか性格だとか出身地だとか仕事だとか身長体重がいくつだとか、細かい情報が多くあるが、人類だと個人のAさんよりも情報が少なくなる。
つまりこの場合、”Aさん”よりも”人類”の方が抽象度が高いということになる。
「抽象度」とは「視点の高さ」と考えてもいい。👆
Aさん⇒〇〇家⇒東京都民⇒日本人⇒人類⇒生物 👧🏻🐇🐍🌲
の階層があるとすると、Aさんの視点は自分だけの視点であり、日本人全体の視点よりもずっと低い。つまりこれが”抽象度が低い”ということである。
別の例を出すと、
職場のあなた⇒部門のあなた⇒会社のあなた⇒業界のあなた⇒日本のあなた⇒アジアのあなた⇒人類のあなた
という風に抽象度が上がるにつれて、視界が広くなっていく。🌍
すると抽象度の低い人は低い視点でしかものを見れないから、今この瞬間の「会社でイライラさせられている自分」のことしか見えず、イライラしたり感情に支配されやすいということになる。
”自分が、自分が”の視点ですべてを見るので、視界が狭いのである。🤔
これが抽象度を高くして、もっと視野を広げ高い視点で物事を見るようになると、一個人から職場、部門、会社と視界が広がってゆくので、「自分が感情的だと後輩の教育に悪いからしっかりしよう」とか、「この部門には自分よりももっと頑張っている人がいる」とか、「会社の経営状況が厳しいから、みんなイライラしがちなんだ。私がムードメーカーになって士気を上げよう」などのことを考えられるようになるから、感情から受ける影響を抑えられるようになる。
何かイライラするようなことが起きたら、自分よりも仲間や家族、仲間や家族よりも地域、地域よりも県、県よりも国、国よりもアジア、アジアよりも世界。。。という風に視点を上へ上へと上げて抽象度を高くした状態で物を考えると、感情的にならずに解決することが出来るということだ。🙄
しかしこれがなかなかむずかしくて、目先の情報に追われ、整理することなく生きている人がほとんどで、抽象度の低い状態で生きているのが現実だ。
だから多くの人は感情に支配されやすいし、だからこそ世の中がイライラ、ギスギスした居心地の悪い社会になってしまっている。🤢
感情はただの生体反応にしかすぎないのに、それに振り回され、不快な経験をして頭の中に感情のゴミをどんどん溜め込んでゆく。
感情のゴミはぜひとも捨てるべきだ。✊
私はこの頭の中に相当量溜まっている、今までの人生の中で振り回された怒りや悲しみなどの感情のゴミを、すべてまるっとゴッソリ捨て去ってしまいたい。🗑
それには抽象度を上げて、感情の支配から抜け出さなければならないのだ。
アンガーマネジメントが苦手な自分にはこれは課題である。
みゆさん σ(´Д`●)
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