匂いで記憶が引き出される (。・ω・)ノ
こんばんわ、みゆさんです (・Д・`)
町を歩いていて、ふとある匂いがしてきて、急に過去の記憶が呼び起こされることはないだろうか?
私の場合は、甘いお菓子を焼いているような匂いとキャンドルのフルーティな匂いが混ざったような香りがしてくると、初めてアメリカに旅行したことを思い出す。
この匂いはよくショッピングモールで漂ってくることがあって、その度に過去にタイムスリップし、日本からアメリカへと一気にトリップさせてくれる。
人によっては、カレーの香辛料とお香の混ざった匂いがすると、イギリスを思い出す、という人もいる。
このような楽しかった記憶を思い起こさせてくれる匂いがあるってとてもいい。
ただしポイントは、時々ふとした時に香ってくることである。
楽しかったその時間を常に呼び起こしたいからといって、常にその匂いを今再現してしまうと、その匂いと今現在の状態が結びついてしまい、記憶が書き換えられてしまうから、それはやめた方がいい。もったいないからだ。
偶然に香りが漂ってくるのがいいのである。
反対に匂いは良い思い出だけを蘇らせるわけではない。
イヤな記憶も呼び覚ますことも多々ある。
たとえば新築の建物の匂いがしてきたら、学校の教室の匂いを連想し、暗かった学生生活を思い出したり。
私の場合は、惣菜屋とハム屋が混ざったような匂いを嗅ぐと、今の仕事の初期のしんどかった研修の日々を思い出してしまい、心がずっしりと重くなり、気分がどんよりとしてしまう。
このように匂いがネガティブな記憶を呼び起こすトリガーになるならば、逆に常にその匂いを身近で嗅げるようにして、今現在の新しいイメージとその匂いを結びつけ、書き換えをしてしまうことが出来るかもしれない。
また匂いだけではない、音楽にも同じようなことが言えるだろう。
ある曲を聞くとイヤでも昔の思い出したくない出来事が頭に浮かび、恥ずかしさとが情けなさで頭を抱え、のたうち回りたい気分になることがある。
頭の中で五感とイメージが自動連想されてしまっているのだ。
これも曝露療法で、敢えてトリガーになる曲を毎日繰り返し聴き、今の日常とその音楽を繋げて、悪い記憶との連鎖を断ち切ってしまうしかないだろう。
楽しかったり、幸福感のある出来事があったら、意識的に五感と記憶を重ね合わせておくことで、後で取り出せるトリガーを作ってもいいかもしれない。
みゆさん (๑˃̵ᴗ˂̵)و
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