外国語を話す自分は別人格の自分だ ( *ᵅั ω ᵅั*)
こんにちは、みゆさんです。٩( ‘ω’ )و
さて、あなたは外国語に興味をお持ちだろうか?
また一度でも「外国語を流暢に話せたらなあ」と思ったことはあるだろうか?
もしそうならば、ぜひ少しでもいいので、英語でもフランス語でも中国語でもスペイン語でもなんでもいいので、何か言語を学んでみることをお勧めする。
そして学ぶ内容は、学校で勉強するような試験向けの方法ではなく、ぜひとも会話を学んでみるといいだろう。
なぜなら、外国語を話すことは一種の「癒し」になるからである。
「えっ!?外国語が癒しだって!?とんでもない!あんなむずかしいめんどくさいののどこか癒しなの?!」と思う人もいるかもしれない。
今回の話は完全に私の経験から来る持論であるから、すべての人にあてはまるわけではないかもしれない。
しかし、なぜ外国語を話すことで一種の「癒し」が起こるのかというと、それは「外国語を話す自分は、日本語を話している自分とは別人」という感覚を持つからである。
少なくとも私は英語を話すときに、そのような感覚を持つ。
これを聞いて不思議に思うかもしれないが、私たちの脳の大脳皮質には言語野と呼ばれる場所があり、私たちは母国語の日本語を話すときは日本語の言語野が活性化している状態だ。
しかし、もし違う言語を話すとなると、日本語とは別の言語野を活性化させて話すことになるという。
これはどういう状態かというと、日本語を話すときは、頭の中はすべて日本語であり、日本語でものを考える。
一方、他言語を話すときは、その言語でものを考えるから、日本語は頭の中にない。
だから英語を話すときは、英語の言語野が活性しており、英語ですべてを考える、ということである。
まだ外国語の習得度が不十分な時は、日本語の言語野と英語の言語野を耐えず交互にスイッチをオンとオフで切り替えるように話すから、エネルギーがかかり、とても疲れてしまう。
しかしある程度外国語の習得が進んで慣れてくると、自然に話せるようになるから、1つの言語野で不可が少ない状態で会話を続けられて、疲れるということがなくなってくる。
そうなると、例えば自分の場合は、英語は決して母国語レベルとは言えなくて程遠いけれど、ある程度不自由なく使うことが出来るから、日本語モードと英語モードはほぼ独立しており、英語を話すときは日本語で考えることはあまりない。
だから「日本語を話している自分」と「英語を話している自分」は 別の自分のように思うことがある。
私はふだんはけっこう人見知りな性格で、知らない人と話をするのは苦手だし、オープンに心を開くこともない。
ところが、外国の人が相手だと変る。人見知りがだいぶ軽減され、日本語を話すときよりも、もっとフランクに気軽にオープンに話せるようになる。
簡単に言うと「英語を話すと気軽な気分になる」という感じだ。🍔🍕
もちろん日本人に比べて、海外の人の方が開放的で明るい人が多いため、そのようになるという理由も考えられる。
しかし、それだけではないと思う。明らかに外国語を話すということが、自分の別人格を作っており、それが自分の「ペルソナ(仮面)」を作っているからなのだと思う。
人は素の自分をさらけ出せばさらけ出すほど、じつは疲れる。
本当の自分を丸裸にして、なんの防御もせずに他人と交流することは、丸腰の侍にも近く、心を消耗させて疲れさせてしまうこともあるのだ。😨
だから人は少なからず、どんな人と接するときでも、自分1人でいるときとは違う自分を見せるし、それによって薄い仮面をかぶり人と交流をする。
それが外国語を話すとなると、そのペルソナ(仮面)はさらに厚く強いものとなり、別人格を作り、ふだんの自分自身から遠くなる。
別の人格、ペルソナを持つことで、素の自分から一旦距離を置くことになり、通常の生活の悩みや不安からは一時的に解放され、それがリフレッシュすることにつながり、癒しになる。🌼
だから、海外旅行などに行き、あまり日本語が聞こえないところで、言葉もつねに外国語を使う機会がある環境だと、いつのまにか日本での日常のことをすっかり忘れて、ストレスが解消されるということが起きる。
海外に行かないとしても、日本にいたってこの状態になることはできる。
私は今の職場で海外のお客様を接客することが多いのだが、正直言って日本人のお客様を接客するよりもずっとラクである。
沢山商品を購入して免税手続きまでする団体の海外のお客様のお相手をすることは、いくつかの手続きがあって時間がかかるし、色んなことを説明する必要があったり、様々なリクエストにもお応えしなければならないこともあるから、非常に疲れるはずなのだが、疲れるということがあまりなく、むしろ楽しく感じることが多い。
これが同じくらい沢山購入してくれた日本人のお客様の配送手続きとかになると、ガラッと変ってとても神経を使い、とても疲れてしまう。
また、外国語を話すということは、このように別人格の自分を作ることができる以外にも、言葉が通じたときに感じる「自分の言葉がつうじた」「会話ができた」という喜びと達成感があるから元気になれることがある。
たとえほんの1つや2つの挨拶やセンテンスであっても、自分の言葉が相手に理解してもらえたときは、そこに一種の「非日常」を感じるし、小さなリフレッシュになる。
確かに外国語を習得するということはハードルが高い。
しかし以前と比べて、格段にお金をそれほど掛けずにネットでも語学の学習ができるようになった。各言語の習得のためのサイトやユーチューブの動画もネットにいっぱいUPされているから、それらを上手く利用すれば独学でマスターすることだってできる。
外国語を話すということは結構楽しいものなのだ。
特にあまり社交的な性格でない人には、おすすめである。
外国語を話すことで、別の自分を生み出すことができ、もっと明るく開放的になれて、それにより自信を持つことができる可能性があるからだ。
ぜひトライしていただきたい。
みゆさん (*´∀`*)
英語は逆から学べ!~最新の脳科学でわかった!世界一簡単な外国語勉強法~特殊音源CD付き(全外国語対応)
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2008/03/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 7人 クリック: 179回
- この商品を含むブログ (57件) を見る
Amazon.co.jp アソシエイト