日常生活で余ったものを売るという発想 (。ˇε ˇ。)
こんにちは、みゆさんです ( •ω•ฅ)
ある個人で起業をするためのノウハウ本の1冊に興味深いことが書いてあった。
自分の日常生活にも必要なものを作って、その余りを商売に回すという発想である。
例えば農業を自分でやろうとするならば、高級でブランド力のあるイチゴとかメロンとか、手間や初期投資はかかっても鎌倉野菜みたいな、ある一定のファンがつきそうな高級野菜を作って儲けようと考える人が多いかもしれない。
しかし、簡単に手軽に一人ですぐに始めたいと思うのならば、もっと身近な私たちの多くが日常的に食する野菜、例えばキャベツ、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンとかナスとかピーマンとかトマトとかを作るようにするといいらしい。🥔🥕🍆🍅
これらの野菜は自分も毎日使うものだし、作った余りの野菜を売ればいいということである。
そして作った野菜をどこで売るのかという販売経路についてだと、自分の実家で作っているとして、その近辺で販売するのはもちろんのこと、仕事や学校や何らかのコミュニティーの活動のために電車やバスの定期券を持っているのならば、それを利用してその目的地で販売経路を探し、そこで商売をやれば、生活のための交通費が商売の輸送費にもなるということである。
またリサイクルショップと飲食店をやるというのも、余ったものを存分に利用して起業できる一つの方法だという。
リサイクルショップならば、冷蔵庫や洗濯機やテレビや掃除機などの家電や、椅子やテーブルやソファや棚などの家具や雑貨などが山のように入ってくる。
それらの気に入った家具や家電を利用して、飲食店の方で存分に使用できるから、内装費が大幅に浮いたりする。そして残りのものを売るというわけである。
またそれらの家具や家電に飽きてきたら、またリサイクルで入ってきた新しい気に入ったモノと取り替えて、今まで使っていたものを売ればいいという。👆
この理屈で行くと、飲食店の料理の方も、自分自身のための食事の余りを利用できることになるという。
私たち人間は必ず食事をする。そして自分の1人分の食事を作るのと10人分の食事を作るのに、それほど手間ヒマは変らない。
必要な材料の量も10人分作るとしても、10倍の材料費にはならないのだから、多く作るほど安く上がるということになる。
1人分は自分で食べて、残りの9人分は売ってしまおうという考え方なのだそうだ。
食費という生きているだけで絶対にかかるコストを利益に変えてしまおうという発想らしい。💡
この方法をとると原理的に家賃で破産する以外、事業がつぶれるということがないそうだ。
なぜなら自分が必要な食べ物は全部自分で作っていて、料理が売れなかったら次の日に自分が食べればいいし、服などは安いのがいくらでもネットで買えたり、人からもらえることも可能である。
また複数の事業、例えば先ほどのリサイクルショップと飲食店のような事業を同時にやっているなら、どちらかが家賃破産してもどちらか利益の出ている方を残して、片方は潰すこともできる。
生活のなかで自分のやれること、日常でやっていることを事業化するというのが、ライトに始められる個人事業の鉄則なのだそうだ。
生活の資本化というそうである。
またあなたのガレージにハイエースのような大型ワゴン車を所持しているとする。
必要なとき以外その車をあまり出さないというのならば、その車を引っ越しか何かで使いたい人に有料で貸し出すというのもいい方法である。
このようにすでに持っているものを使ってお金を稼ぐのは、資産の資本化というらしい。
このやり方で起業すれば、事業計画も銀行での資金調達もいらなくなるのだという。
しかし「儲けた金で生活する」という発想とはまったく違うので、ベンチャービジネスで一攫千金のような夢を描いている人にはあてはまらないやり方になる。
あくまでも楽に仕事して食べていけるくらいでいいや、と思う人におすすめなやり方なのかもしれない。
みゆさん (p*・ω・)p
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